レモンイエローの窓

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【スーファミ】夏休みの桃太郎電鉄

夫がたまたま見つけた桃鉄のプレイ動画がおもしろくて、久しぶりにやろう、ということになった。一緒にプレイするのは初めてである。

【スーパー桃太郎電鉄DX】
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私のこども時代は「ももてつ(桃鉄)」と呼ばれていたけど、夫は「ももでん(桃電)」と言う。ローカルの差異か。

 

小学生以来プレイしてないし、うちにこのソフトはなくて、当時はルールをよく分かっていなかった。ゲームの趣旨を改めて理解したのは大人になってから。

物件を買って、決算を迎えると収益を得られる(←ここめっちゃ重要)。それを元手に買い増ししていく。年数が経つと、各駅やイベントでのボーナス、貧乏神その他のマイナスも金額が大きくなっていく。なんか資本主義の嫌なところが見えるゲームである。キングボンビーに農林含め物件を処分されてしまうと、巻き返しが更に難しくなっていく。一度レールから外れると立て直すハードルがどんどん高くなっていく今の世の中を暗喩しているに違いない。

 

夫の実家からスーファミのソフトはあらかた引き揚げてきたのだけど、その中に桃鉄だけなかった。夫実家に回収に行くと幸い本体にささったままだったので、迎え火の準備を待ちながらソフトの状態を確認。割とにぎやかな夫家族をBGMにして、畳張りの和室でお盆の雰囲気をまとってするゲーム(スーファミ)は、イメージ通りで典型的な、私の中にはない「ザ☆夏休み」であった。できれば晴れていてほしかった。すだれのついた窓を開けて、ひぐらしの鳴き声を聞きながらゲームしたかった。隣の部屋のテレビから、野球みたいな音が聞こえればパーフェクトである。麦茶とスイカもリクエストしたくなってきた。ブタさん蚊取り線香も!

マスクもなければ、自然な夏だったのに・・・早くコロナ終息してほしい。

大雨なのもあって、早めにおうちに帰って改めてプレイ開始!

 

どうやら私は貧乏神に好かれているらしいorz

CPUはあかオニにしたのに、どこが初心者向けのストレス解消だよおおおおお。

博多についた状態で別のプレイヤーが目的地に到着。「次の目的地は博多です!」ってなんだそれ。もうすでにいるんですがこれは。「0進むカード」的なのを使わないとついたとみなしてもらえないらしい。なんてニッチな効果のカードであろうか。

一度貧乏神をつけられるとなかなか抜け出せない。というかほぼくっついた状態で終わった。なんのためのCPUだよ!(泣)

最後の年の中頃を過ぎると、CPUの露骨な忖度が入った。さんざん避けていた赤マスになぜか飛び込んで赤字を増やすCPU。徳政令カードを(2倍の値段で)買ってくる貧乏神。CPUにくっついた直後にキングボンビーに変異する貧乏神。所持金0円物件0件の状態から青マスか物件を買える駅にばかり止まる私。キングボンビーに完膚なきまでに叩きのめされた私をなんとか2位にするためか。そういう分かりやすい接待プレイは望んでないのですが(半ギレ)。

謎の調整を除いて惨敗であった。

幼きころの悪夢再来である。

同級生の家に遊びに誘われ、ろくにルールも分からないままフルボッコだった。コミュ力不足が悔しい。基本ルールくらい教えてほしかったのだが、はっきり分かりやすく聞けてなかったんだな。聞き方もタイミングも分からなかったのである。まるでとんちんかんな動きをしていたのだから気づいてほしかった、とは思うが小学生にそれを求めるのは酷であろう。自分で能動的に聞いていく力を養えたらよかった。しかし、無双状態で収益を上げ1位に輝く彼女に、私のプレイはどう映ったであろうか。さながらCPUのあかオニか。それ以下か。

数年後、珍しく誘われたときにぷよぷよで圧勝したら「血も涙もない」と言われたけど、かつての桃鉄の件とおあいこだゾっ☆である。というかそのぷよぷよですら彼女の所有ソフトであった。ルールもやり方も知っているではないか。うーん、やはりあの桃鉄無双プレイはフェアでないと思う。

いまさら会うこともないし、会ったところでこんなことを話すつもりはない。幼いころにありがちな失敗経験談である。しかし、そういえば大人になってからでも似たような人に出会った。最近の新しいぷよぷよはやったことがない、と言ったけどとりあえず始める。全くルールが違って「これ何?」と聞いてもイマイチ答えが返ってこない。結果はもちろん誘った人の圧勝である。分かってないやつに勝って楽しいのか・・・?ベタ降りすら許されないのはつまらない。

こんなことをいつまでも覚えていることに、ちょっとうんざりしている。

 

今はだいたいどのゲームもチュートリアルが充実しているし、分からないことはネットで調べられるから遊びやすくなったと思う。近いレベル同士でマッチングしてくれたりね。圧倒的実力差でコールドゲーム、みたいなことには多少なりにくくなっていると思う。もちろんたまにあるけど。

 

やっぱり、ゲームは拮抗しているほうが面白い。

 

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